妊娠中に白髪染めを使うときの注意点は?

妊娠中に白髪染めを使うときの注意点は?

妊娠中の白髪染めは、直ちに禁止されているわけではありません。ただし、妊娠中は肌が敏感になりやすく、においで気分が悪くなることもあるため、体調や使用方法に注意が必要です。心配な場合や、つわりが強い時期、頭皮にトラブルがある場合は、使用を控えて産婦人科医に相談してください。

妊娠中に白髪染めを使うときの主な注意点

注意点は、薬剤が頭皮に触れる時間を短くすること、換気すること、体調がよい日に使うことです。妊娠中は普段使っている製品でも、かゆみや赤みなどの刺激が出る場合があります。

  • 使用前に商品の説明書を読み、妊娠中の使用について確認する
  • 使用する部屋の窓を開けるなど、十分に換気する
  • つわり、めまい、倦怠感がある日は使用しない
  • 頭皮に傷、湿疹、赤み、かゆみがあるときは使わない
  • 決められた放置時間を超えて薬剤をつけたままにしない
  • 薬剤が目や口に入らないようにする
  • 使用後は薬剤が残らないよう、頭皮と髪を十分に洗い流す

妊娠初期は白髪染めを避けたほうがよい?

妊娠初期だから必ず白髪染めを避けなければならない、という一律の決まりがあるわけではありません。一方、妊娠初期はつわりや体調変化が起こりやすく、胎児への影響について不安を感じやすい時期でもあります。

そのため、急いで染める必要がなければ、体調が安定するまで延期するのも選択肢です。妊娠週数や持病、過去のアレルギーなどに不安がある場合は、自己判断で使わず、産婦人科医に確認してください。

自宅で白髪染めをする場合の確認ポイント

自宅で使う場合は、妊娠前に問題がなかった商品でも、毎回パッチテストを行うことが大切です。パッチテストとは、薬剤を少量皮膚につけて、かぶれや赤みが出ないか確認する方法です。

  1. 商品の説明書に従って、指定された場所でパッチテストを行う。
  2. 説明書に記載された時間、皮膚の状態を確認する。
  3. 赤み、腫れ、かゆみ、痛みなどがあれば使用しない。
  4. 問題がなければ、当日も体調を確認してから使用する。
  5. 使用中に刺激や気分不良を感じたら、すぐに洗い流す。

パッチテストの方法や判定時間は商品によって異なります。自己流で短縮せず、必ず商品の説明書に従ってください。以前に白髪染めでかぶれたことがある人は、同じ成分が入っている商品を避け、医療機関や美容師に相談しましょう。

美容院で染めるときに伝えること

美容院を利用する場合は、予約時または施術前に妊娠中であることを伝えましょう。頭皮に薬剤をつけない方法や、施術時間が短い方法などを相談できる場合があります。

長時間同じ姿勢になると負担を感じることがあるため、苦しくなったら我慢せずに伝えてください。においで気分が悪くなりやすい場合は、換気のよい時間帯や、体調が安定している日を選ぶと安心です。

ヘナやカラートリートメントなら安心?

「天然」「植物由来」と表示されていても、すべての人に刺激やアレルギーが起こらないとは限りません。商品によって成分が異なるため、成分表示と使用上の注意を確認し、パッチテストが必要か確かめてください。

特に、黒色に染める「ブラックヘナ」と呼ばれる製品には、通常のヘナとは異なる成分が含まれることがあります。成分や製造元が明確でない製品は避け、妊娠中の使用に不安がある場合は使わないほうがよいでしょう。

白髪染めの使用中に症状が出たら

使用中に強いかゆみ、赤み、腫れ、痛み、息苦しさ、吐き気などが出た場合は、直ちに使用を中止して薬剤を洗い流してください。症状が強い場合や、洗い流しても改善しない場合は、皮膚科または産婦人科に相談します。

息苦しさ、顔や唇の腫れ、全身のじんましんなどがある場合は、重いアレルギー反応の可能性があるため、症状に応じて救急受診を検討してください。

妊娠中の白髪染めは一律に禁止されているわけではありませんが、体調がよい日に、換気・パッチテスト・使用時間を守って行うことが基本です。少しでも不安がある場合や症状がある場合は、使用を延期し、産婦人科医や皮膚科医に相談してください。