白髪染めで頭皮の乾燥が気になるときの対策は?

白髪染めで頭皮の乾燥が気になるときの対策は?

白髪染めで頭皮の乾燥が気になるときは、まず染毛剤の使用をいったん休み、ぬるま湯と低刺激の洗浄で頭皮を清潔にしたうえで、乾燥した部分を保湿します。赤み、強いかゆみ、腫れ、痛み、水ぶくれがある場合は、単なる乾燥ではなく刺激やアレルギー反応の可能性があるため、次の白髪染めを控えて皮膚科に相談してください。

白髪染めで頭皮が乾燥する主な理由

白髪染めの後に頭皮がつっぱる、粉をふく、かゆいといった症状が出る場合、染毛剤による刺激、洗浄のしすぎ、熱いお湯、乾燥した空気などが重なっている可能性があります。

頭皮の状態だけでは原因を断定できません。特に、塗った直後から強いかゆみや赤みが出た場合は、乾燥ではなく染毛剤に対する刺激またはアレルギー反応も考えられます。

白髪染め後の頭皮の乾燥にできる対策

1. 染毛剤を十分に洗い流す

白髪染め後は、製品の説明書に従って染毛剤を十分に洗い流します。熱いお湯は頭皮の負担になりやすいため、熱すぎないぬるま湯を使い、爪を立てずに指の腹でやさしく洗ってください。

すすぎ残しがあると、頭皮への刺激が続くことがあります。生え際や耳の周り、えり足なども、洗い残しがないように確認します。

2. 洗浄力の強いケアを一時的に避ける

乾燥やつっぱりがある間は、洗浄力が強いシャンプーで何度も洗ったり、頭皮を強くこすったりしないようにします。洗髪は必要な回数にとどめ、泡を頭皮にのせて指の腹で短時間洗い、十分にすすぎます。

スクラブ、頭皮用ブラシ、熱いシャワー、強いマッサージも、症状が落ち着くまでは控えると安心です。

3. 乾燥した部分を保湿する

洗髪後はタオルで押さえるように水分を取り、頭皮を乾かしすぎないうちに、香料などの刺激が少ない保湿剤を薄く使います。顔や体用の保湿剤を頭皮に使う場合は、表示を確認し、傷やただれがある部分には塗らないでください。

使用後にしみる、赤みが増える、かゆみが強くなる場合は使用を中止します。頭皮用として販売されている製品でも、すべての人に合うとは限りません。

4. ドライヤーの熱を当てすぎない

髪を乾かすときは、ドライヤーを頭皮に近づけすぎず、同じ場所に熱風を当て続けないようにします。自然乾燥で長時間頭皮を湿ったままにするのも避け、低めの温度で適度に乾かしてください。

次に白髪染めを使う前に確認すること

頭皮の乾燥やかゆみが残っている間は、次の白髪染めを使用しないでください。頭皮が回復していない状態で再度染めると、症状が悪化するおそれがあります。

再開するときは、次の点を確認します。

  • 頭皮に赤み、傷、湿疹、強いかゆみがない
  • 使用する製品の説明書を読み、対象年齢や使用方法を守る
  • 説明書にパッチテストの指示がある場合は、指定された方法と時間で行う
  • 過去に染毛剤で異常が出た場合は、同じ製品や別の製品を自己判断で使わない
  • 頭皮に薬を塗っている場合や皮膚の病気がある場合は、使用前に医師や薬剤師へ相談する

パッチテストで異常がなかったとしても、使用中にしみる、痛む、かゆいなどの症状が出たら、すぐに洗い流します。パッチテストの方法や判定時間は製品ごとに異なるため、製品の説明書を優先してください。

乾燥ではなく、受診を考えたほうがよい症状

次の症状がある場合は、白髪染めの使用を中止し、皮膚科に相談してください。

  • 強いかゆみや赤みが続く
  • 頭皮が腫れる、熱を持つ、痛む
  • 湿疹、水ぶくれ、ジュクジュクした部分がある
  • 顔やまぶた、耳などにも腫れや赤みが出る
  • 洗い流した後も症状が悪化する

息苦しさ、顔や喉の急な腫れ、全身のじんましんなどがある場合は、重いアレルギー反応の可能性があるため、すぐに医療機関へ相談してください。

白髪染めの種類を変えれば乾燥しないとは限らない

白髪染めには、一般的なヘアカラー、ヘアマニキュア、カラートリートメントなど複数の種類があります。頭皮への刺激の感じ方や、染まり方、色持ち、使い方は製品ごとに異なるため、「別の種類なら必ず乾燥しない」とは言えません。

変更を考える場合は、染毛成分だけでなく、使用方法、頭皮に付着するか、放置時間、パッチテストの有無を製品表示で確認します。症状が出た製品の成分や使用時の症状を記録しておくと、皮膚科や次の製品選びで説明しやすくなります。

頭皮の乾燥が気になるときの判断

軽いつっぱりや粉ふきだけなら、白髪染めを休み、ぬるま湯でやさしく洗う、低刺激の保湿剤を薄く使う、熱や摩擦を避けることから始めます。

一方、強いかゆみ、赤み、腫れ、湿疹、水ぶくれがある場合は、乾燥対策だけで済ませず、染毛剤の使用を中止して皮膚科へ相談してください。まずは頭皮の症状が落ち着くまで次の白髪染めを使わないことが、悪化を防ぐ基本です。