白髪染めで髪を明るくする方法は?

白髪染めで髪を明るくする方法は?

白髪染めで髪を明るくするには、髪の状態に合った方法を選ぶ必要があります。これから白髪を染める髪なら明るめの白髪用カラーを選べますが、すでに暗い白髪染めをした髪を、別の明るいカラー剤だけで明るくすることは基本的にできません。

暗く染めた髪を明るくしたい場合は、色を抜く施術や脱染剤、ハイライトなどが選択肢になります。ただし、髪への負担や白髪の染まり方が変わるため、希望の明るさによっては美容室で相談するのが安全です。

白髪染めで明るくできるかは、今の髪の状態で決まる

髪を明るくできるかどうかは、主に「まだ染めていない髪か」「暗い白髪染めが残っているか」で判断します。

現在の髪の状態 明るくする方法 注意点
新しく伸びた髪、まだ染めていない髪 明るめの白髪用カラーを使う 髪質や白髪の量によって明るさや染まり方が変わる
暗い白髪染めが残っている髪 脱染、ブリーチ、ハイライトなどを検討する 明るいカラー剤を重ねるだけでは明るくなりにくい
根元は新生毛、毛先は暗く染まっている髪 根元と毛先で方法を分ける 全体に同じ薬剤を塗ると、色ムラになりやすい

これから白髪を染めるなら、明るめの白髪用カラーを選ぶ

まだ白髪染めをしていない髪であれば、希望より少し明るめの白髪用カラーを選ぶ方法があります。一般に、白髪用カラーは白髪を染める力を持たせるため、同じ明るさの一般的なヘアカラーより暗く見えることがあります。

ただし、明るい色ほど白髪を濃くカバーしにくくなる傾向があります。白髪を完全に隠したいのか、白髪をなじませて明るく見せたいのかで、選ぶ色が変わります。

しっかり隠したい場合

白髪を目立たせたくない場合は、明るさだけでなく白髪への染まりやすさを優先します。明るすぎる色を選ぶと、白髪が薄く染まったり、光が当たったときに白髪が目立ったりすることがあります。

白髪をなじませたい場合

白髪を完全に隠すのではなく、全体を明るく見せたい場合は、明るめのカラーやハイライトで白髪との境目をぼかす方法があります。白髪の量や生えている場所によって仕上がりが変わるため、写真や希望の明るさを美容師に見せると伝わりやすくなります。

暗く染めた白髪を明るくする方法

すでに暗い白髪染めをしている場合、明るい白髪染めを上から塗っても、染料が重なって明るくならないことが多いです。髪に残った暗い染料を減らす工程が必要になります。

脱染剤を使う

脱染剤は、髪に入った人工的な染料を減らすための薬剤です。暗く染まった髪を明るくする方法の一つですが、髪本来の黒い色素まで明るくするものではありません。

そのため、脱染後に希望の明るさにならない場合や、赤み・オレンジみが出る場合があります。商品によって使用できるカラー剤や放置時間などの条件が異なるため、説明書を確認してください。

ブリーチや明るくする施術を行う

暗い白髪染めだけでなく、髪本来の色素も明るくしたい場合は、ブリーチなどを使うことがあります。明るさを出しやすい一方で、髪への負担が大きく、白髪の染まり方も変わりやすい方法です。

特に、暗い白髪染めを何度も重ねた髪や、縮毛矯正・パーマをしている髪は、仕上がりを自宅で予測しにくい状態です。全体を一度に明るくするより、毛先の状態を見ながら美容室で施術する方が適しています。

ハイライトを入れる

全体を明るくするのではなく、部分的に明るい筋を入れて暗い髪との境目をぼかす方法もあります。白髪がまとまって生えている部分や、顔周りだけ明るく見せたい場合に向いています。

ハイライトなら暗い部分をすべて明るくする必要はありませんが、色の入り方や白髪の量によっては複数回の施術が必要になることがあります。

市販の明るい白髪染めに買い替えるだけでは明るくならない

暗い白髪染めが残っている髪に、より明るい白髪染めを塗っても、毛先の暗い色が大きく変わらないことがあります。ヘアカラーには、髪の色素を明るくする働きと、染料を入れる働きがありますが、すでに入っている濃い染料を別のカラー剤で簡単に取り除くことはできません。

一方で、新しく伸びた根元には明るいカラーの作用が出るため、根元だけ明るくなり、毛先は暗いままになる可能性があります。根元と毛先で明るさが違う場合は、同じ薬剤を髪全体に塗らないことが重要です。

自分で白髪を明るくするときの手順

自宅で行う場合は、まず現在の髪に暗い染料が残っているかを確認します。染める前に、商品の使用説明書に従ってパッチテストを行ってください。

  1. 髪の根元、中間、毛先の明るさと色の違いを確認する。
  2. 過去に使った白髪染め、ヘアカラー、ブリーチ、パーマ、縮毛矯正の時期を確認する。
  3. 未染毛には明るめの白髪用カラー、暗く染まった部分には別の方法が必要かを分けて考える。
  4. 使用前にパッチテストと、目立たない毛束での確認を行う。
  5. 説明書に記載された量、放置時間、使用方法を守って染める。
  6. 洗い流した後、根元と毛先の明るさや色ムラを確認する。

暗い白髪染めが残っている髪に、脱染剤やブリーチを使う場合は、事前に毛束で色の抜け方を確かめます。毛束で強いムラや大きなダメージが出た場合は、全体への使用を中止してください。

明るくする前に確認したい注意点

  • 明るい色ほど、白髪を完全には隠しにくくなることがあります。
  • 黒や濃いブラウンの白髪染めを繰り返した髪は、明るくしたときに赤みやオレンジみが出ることがあります。
  • 根元だけが明るくなり、毛先が暗く残る色ムラが起こることがあります。
  • ブリーチや脱染を重ねると、髪が乾燥したり切れやすくなったりすることがあります。
  • 頭皮に傷や湿疹があるとき、過去にカラー剤で異常が出たことがあるときは使用を控えてください。
  • パッチテストで異常がなくても、使用中に刺激や異常を感じた場合はすぐに洗い流してください。

特に、暗い白髪染めを何度も重ねている場合、根元と毛先の状態が大きく違う場合、ブリーチや縮毛矯正の履歴がある場合は、美容室で相談するのが適しています。希望の明るさだけでなく、現在の髪色、白髪の割合、過去の施術履歴を伝えると判断しやすくなります。

白髪染めを明るくする方法の選び方

まだ染めていない髪を明るくしたいなら、明るめの白髪用カラー、暗く染めた髪を明るくしたいなら、脱染・ブリーチ・ハイライトなどを検討します。

白髪をしっかり隠すほど明るさは出しにくく、明るさを優先するほど白髪をなじませる仕上がりになりやすい点が判断のポイントです。まずは根元と毛先の状態を分けて確認し、暗い染料が残る部分に明るいカラー剤を重ねるだけで済ませないようにしてください。