カラートリートメントの色落ちを完全に防ぐことはできませんが、洗髪時の流出、熱、紫外線、摩擦を減らすことで色を長持ちさせられます。特に、使用直後の洗い方と乾かし方が重要です。
カラートリートメントの色落ちを防ぐ方法
1. 使用後は説明書どおりに時間を置く
カラートリートメントは、髪の表面付近に色素を付着させるタイプが多いため、放置時間が短いと十分に色が入らず、早く薄く見えることがあります。まずは商品の説明書にある放置時間を守ってください。
長く置けば必ず色持ちがよくなるとは限りません。指定時間を超えて使う場合は、髪や頭皮への影響が確認できないため、自己判断で大幅に延長しないようにしましょう。
2. すすぎはぬるま湯で、色水が薄くなるまで行う
熱いお湯は髪の負担になりやすく、色素も流れやすくなる可能性があります。使用後は、熱すぎないぬるま湯で、すすぎの水が極端に濃くなくなるまでやさしく流します。
強くこすったり、爪を立てたりすると、髪への摩擦だけでなく頭皮への刺激にもつながります。髪をこすり合わせず、手ぐしを通すようにすすいでください。
3. 洗浄力が強すぎないシャンプーを選ぶ
シャンプーのたびに、髪に付着した色素は少しずつ流れます。色落ちを抑えたいときは、洗浄力や使用感が自分の髪と頭皮に合う、カラーケア用のシャンプーを選ぶ方法があります。
ただし、商品名に「カラー用」と書かれていても、色落ちの速さを完全に止めるものではありません。頭皮のベタつきや整髪料の使用量に合わせて、洗い残しがないように洗うことも大切です。
4. 洗髪の回数と温度を見直す
髪を洗う回数が多いほど、カラートリートメントの色は流れやすくなります。必要以上に何度も洗わず、汗や皮脂の状態に合わせて洗髪してください。
入浴時は熱いお湯を避け、ぬるめの温度にします。洗髪後にタオルで強くこすることも色落ちにつながりやすいため、髪を包んで水分を押さえるように拭きましょう。
5. 洗髪後は自然放置せず、早めに乾かす
濡れた髪は摩擦を受けやすく、キューティクルが開いた状態になりやすいため、濡れたまま放置しないことが大切です。タオルで水分を取ったら、ドライヤーで根元から乾かしてください。
ドライヤーを髪に近づけすぎたり、同じ場所に長時間当てたりすると熱による負担になります。髪から適度に離して動かしながら乾かし、仕上げに冷風を当てると髪の温度を下げられます。
6. ヘアアイロンやコテの熱を必要以上に当てない
高温のヘアアイロンやコテを頻繁に使うと、髪のダメージや乾燥によって色がきれいに見えにくくなることがあります。使う場合は、髪を完全に乾かしてから、必要な温度と回数に抑えてください。
熱を使う前に、ヘアアイロン対応のスタイリング剤やヒートプロテクト機能のある製品を使う方法もあります。製品ごとの使用方法を確認し、濡れた髪に使えるかどうかも確かめましょう。
7. 紫外線と摩擦から髪を守る
紫外線や乾燥は、髪の色が褪せて見える原因の一つです。屋外に長時間いる日は、帽子や日傘を使ったり、髪用の紫外線対策製品を使ったりすると、髪への負担を減らせます。
寝具や衣類との摩擦も、髪の状態によっては色落ちやパサつきにつながります。髪が濡れたまま寝ない、強く結びすぎない、目の粗いブラシで無理にとかさないといった工夫も役立ちます。
色落ちしやすい髪は、使う前の状態も確認する
ブリーチやカラーをした髪は、髪の状態や明るさによって色の入り方が変わります。明るい髪ほど色味が分かりやすく出る一方、髪の傷みや乾燥が強い場合は、色が均一に見えなかったり、洗髪時に色が落ちやすく感じたりすることがあります。
反対に、暗い髪ではカラートリートメントの色が見えにくい場合があります。色落ちを防ぐ前に、商品の対象毛や仕上がり例が自分の髪の明るさに合っているか確認しましょう。
色を保つためにカラートリートメントを使う頻度
色が薄くなったと感じたら、商品の使用方法に従って再度使います。使用間隔は商品によって異なるため、「毎日使えばよい」「週に何回が正解」と一律には決められません。
頻繁に使う場合は、頭皮への刺激、髪のきしみ、衣類やタオルへの色移りがないかを確認してください。異常を感じた場合は使用を中止し、必要に応じて医療機関へ相談します。
色落ちを防ぐときの注意点
- カラートリートメントは永久染毛剤ではないため、洗髪や時間の経過による色落ちは避けられません。
- 一度の使用で白髪や暗い髪が希望どおりの色になるとは限りません。
- 使用前は商品の表示に従い、必要な場合はパッチテストを行います。
- タオル、枕、衣類などへの色移りが気になる場合は、色が落ち着くまで濃い色のものを使う方法があります。
- 目や肌に付いた場合は、商品の説明に従ってすぐに洗い流します。
まとめ
カラートリートメントの色落ちを防ぐには、ぬるま湯でやさしく洗い、洗髪後は早く乾かし、熱・紫外線・摩擦を減らすことが基本です。色が薄くなったら、髪や頭皮の状態を確認しながら、商品の使用方法に沿って補色してください。







