白髪染めの色持ちをよくするトリートメントとは?

白髪染めの色持ちをよくするトリートメントとは?

白髪染めの色持ちをよくするトリートメントとは、髪の表面に染料を補い、色落ちした部分を目立ちにくくする「カラー(染料)入りトリートメント」のことです。通常のトリートメントのように髪を整えるだけでは、白髪染めの色を補うことはできません。

ただし、カラー入りトリートメントは美容室や市販の白髪染めのように髪を明るくしたり、根元の白髪を一度でしっかり染めたりするものではありません。白髪染めの間の色落ち対策や、次のカラーまでの色の補充として使うのが基本です。

白髪染めの色持ちをよくするトリートメントの種類

白髪染めの色持ちを考える場合は、トリートメントに染料が入っているかどうかを確認します。主に次の2種類があります。

種類 主な役割 白髪染めの色持ちへの働き
通常のトリートメント 髪の手触りやまとまりを整える 髪の乾燥や摩擦を抑え、色落ちしにくい状態を保つ手助けをする
カラー入りトリートメント 髪を整えながら染料を補う 色落ちした髪に色を重ね、白髪や退色部分を目立ちにくくする

商品によって染料の種類や色の付き方は異なります。購入時は「カラートリートメント」「白髪用カラー」といった表示だけでなく、対応する髪色や使用方法も確認してください。

カラー入りトリートメントで白髪染めの色が長持ちする理由

カラー入りトリートメントは、使うたびに髪の表面や内部に染料を補います。そのため、白髪染めが少しずつ退色しても、髪色を補正して色落ちを目立ちにくくできます。

特に、次のような人に向いています。

  • 白髪染めをしてから次のカラーまで期間が空く人
  • 髪の中間から毛先だけ色が抜けやすい人
  • 白髪染めによる髪の乾燥やごわつきも気になる人
  • 根元の白髪ではなく、退色した髪色を整えたい人

一方、白髪が伸びて根元に現れた部分をしっかり染める用途には限界があります。根元の白髪を完全に隠したい場合は、白髪染めやリタッチなど別の方法が必要です。

白髪染めの色持ちをよくする使い方

カラー入りトリートメントは、商品に表示された使用方法を優先してください。一般的には、次の順番で使います。

  1. 髪を洗い、シャンプーを十分にすすむ。
  2. 髪の水分を軽く切る。水が滴るほど濡れていると、染料が薄まりやすくなります。
  3. 白髪や色落ちが気になる部分を中心に、トリートメントを均一になじませる。
  4. 表示された時間を置く。長く置けば必ず濃く染まるとは限りません。
  5. すすいだお湯に色が出にくくなるまで、髪を十分に洗い流す。
  6. タオルで水分を取り、必要に応じて乾かす。

初めて使う場合は、目立ちにくい毛束で色の付き方を確認すると安心です。使用後の髪色が想定より濃い、または色味が合わない場合は、使用頻度や放置時間を調整します。

色持ちを重視するなら、使う頻度より髪色との相性を確認する

カラー入りトリートメントは、色が合わないと白髪だけでなく、明るく退色した部分にも色が付きます。そのため、現在の白髪染めの色と近い色を選ぶことが大切です。

選ぶときの確認項目 確認する内容
色味 ブラウン、ダークブラウン、ブラックなど、現在の髪色に近いか
仕上がり 白髪に入る色だけでなく、黒髪や明るい毛先への見え方も確認する
使う部分 根元用か、毛先の退色補修用かを考える
色落ち 衣類、枕、タオルなどへの色移りに関する表示を確認する
使用条件 乾いた髪に使うのか、濡れた髪に使うのか、放置時間を確認する

すでに明るい髪やブリーチ部分がある場合は、染料が入りやすく、部分的に色が濃く見えることがあります。全体に使う前に、毛先などで仕上がりを試してください。

白髪染めの色落ちを抑える通常のヘアケア

カラー入りトリートメントを使わない場合でも、髪への負担や色落ちにつながる要因を減らすことはできます。次のケアを組み合わせると、退色を目立ちにくくしやすくなります。

  • 洗浄力が強すぎると感じるシャンプーを避け、洗髪後はしっかりすすぐ
  • 熱いお湯を長時間当て続けない
  • 洗髪後はタオルで強くこすらず、早めに乾かす
  • ドライヤーやヘアアイロンを同じ場所に長時間当てない
  • 髪が濡れたまま寝ない
  • 日差しを長時間浴びるときは、帽子などで髪を保護する

トリートメントだけで白髪染めの色落ちを完全に止めることはできません。洗髪、紫外線、熱、摩擦などによって、染めた髪の色は少しずつ変化します。

カラー入りトリートメントを使うときの注意点

カラー入りトリートメントは、一般的なトリートメントと違って髪に色が付くため、使用前に商品の注意事項を確認してください。手や浴室、タオルに色が付くことがあるため、必要に応じて手袋を使い、使用後は浴室を洗い流します。

また、頭皮に傷や湿疹があるときは使用を控えてください。かゆみ、赤み、刺激などが出た場合は使用を中止し、症状が続くときは皮膚科などに相談します。白髪染めで過去にかぶれたことがある人は、自己判断で別の染毛料を使わず、商品の注意事項や専門家の案内を確認してください。

カラー入りトリートメントを使った髪は、その後の美容室でのカラーやパーマに影響することがあります。美容室を予約する場合は、使用している商品名や使用時期を伝えておくと、施術方法を判断する材料になります。

白髪染めの色持ちをよくしたい人の選び方

毛先の色落ちを補いたい人は、現在の白髪染めの色に近いカラー入りトリートメントが候補になります。少しずつ色を補いたい場合は、使用頻度を守りながら仕上がりを確認します。

髪の乾燥や手触りが気になる人は、染料の有無だけでなく、洗い上がりや使用後のまとまりも確認します。ただし、トリートメント成分が入っていても、髪質やダメージによって仕上がりは変わります。

伸びた根元の白髪を隠したい人は、カラー入りトリートメントだけで解決しようとせず、根元用の白髪染めや美容室でのリタッチも検討します。カラー入りトリートメントは、根元を染める代わりというより、退色を補うためのケアとして考えると選びやすくなります。

まとめ

白髪染めの色持ちをよくするトリートメントは、染料が入ったカラー入りトリートメントが中心です。白髪染めの退色部分に色を補える一方、伸びた根元の白髪を一度でしっかり染めるものではありません。

選ぶときは、現在の髪色、使う場所、色移りや使用条件を確認してください。まずは目立ちにくい毛束で試し、髪色に合うかを確認してから全体に使うと、仕上がりの失敗を抑えやすくなります。